ロサンゼルスには砂漠がある!?
アメリカの第二の都市と言われるロサンゼルス。北東には砂漠地帯や山脈、西は海岸線が広がっていて市域にはほとんど人の住まない場所も含まれています。 ここではロサンゼルスはどんな気候や場所なのかを解説していきます。
どこにあるのか
アメリカ合衆国のロサンゼルスは地図上ではどこにあるのか、カリフォルニアの 南部に位置するのでこの州を知っている人ならある程度の場所は予想できると 思いますが知らなければ全く分からないでしょう。 ロサンゼルスが指す地域はロサンゼルス市だけでなくこの周辺一帯、グレーター ロサンゼルスエリアをまとめてそう呼ぶこともあり、このことは地元民なら当然 知っていることなので観光で訪れるのならその前提で話を進めましょう。 タクシーに乗って「とりあえずロサンゼルスへ行って」とだけ指定すると思って いたのとは違った場所へ連れて行かれる可能性もあります。 ですがその一帯はどこも賑やかで、あちこちに高層ビルが建っており見上げている と首がすぐに疲れてしまいます。 ビーチもあれば高級住宅街もあり、また日本人街のリトル東京もあるので観光で 回るのなら迷子にならないように地理もしっかり頭に叩き込んでおきましょう。 地図もなしでフラフラしていると危険です。
周辺都市
ロサンゼルスに周辺には負けず劣らず魅力的な都市が隣接しています。 ビバリーヒルズ、ウェスト・ハリウッドなどは聞き覚えのありそうな地名なので みんな知っていそうですが、ガーデナ、カーソンはあまり知られていません。 アーバイン、エルモンテ、ホーソン、コマースなども馴染みの薄い地名なので アメリカに存在することすら知らない人が多そうな気がします。 フィリピンの中央くらいにあるんだよ、と騙しても信じる人がいそうです。 ビバリーヒルズ、サンタモニカ、ロングビーチならかろうじてアメリカだろうと 認識されそうですが、ロサンゼルスのご近所ということまではあまり有名な話 でもないので大半のアジア人は位置までは知らないでしょう。 このようにたくさんの都市に囲まれているロスですので、もしフェリーや飛行機 に乗って遊びにいくのならついでに周辺の観光地も調べて、興味深いと思える 名所が見つかったらそちらにも足を運んでみてもいいかもしれません。
ロサンゼルスの気候
雨が少ないことでも知られているロサンゼルスは、1年間の降雨量がわずか 300ミリほどなので農業が発展する余地はほとんどなかったようです。 300ミリなんて九州なら台風がこれば1日で稼げてしまいそうな雨量ですし、 単位をかえて30センチと言えばこの少なさが農業にいかに適さないかも理解 しやすくなるのではないでしょうか。 暖かな夏に一度も雨が降らない年もあるそうで、きっと晴れ男が何人もいるか 晴れ女が定期的にこの街にやってくるせいでしょう。 なので観光に行く場合はカッパや長靴を持参しなくてもよさそうで、緊急用の 折り畳み傘だけでも充分対応可能だと思われます。 夏季は昼間に気温が上昇しますが湿度は低く、湿っぽくはないのでそんなに苦しく はなさそうですが乾燥している分夜は少し冷え込みます。 雨があまり降らない、空気は乾燥していると覚えておけばどんな準備をしていけば いいのかなんとなくはわかるでしょう。